ThinkPadの容量が減ってきたらバックアップを削除しよう(vistaのIBM Rescue and Recovery)

ThinkPad には IBM Rescue and Recoveryという機能が標準でついてます。
そして、標準で完全バックアップを毎週行う設定になっています。確認ウィンドウが開くこともなく!


な・の・で


放置していると、80GBあったCドライブが1か月で3GBになっていたりとか…
これは困ったぞ!と気づいたところでもう遅い。
なんとIBM Rescue and Recoveryのバックアップファイルは普通に削除できないのだ!(まあそりゃリカバリシステムだし削除できる方がおかしいんだけど。)


IBM Rescue and Recoveryは優秀なリカバリシステムですが、標準装備で、しかも確認もなくバックアップを取り続けるコイツはThinkPad使用者にとって悪魔のツールと化しています…だれも頼んでいません。
バックアップの容量が取れなくなり、エラー画面が出てきて初めて気づくパターンが一般的かと^^;


今回はこのバックアップファイルを削除する方法を書きますよー。
1. というかそもそもIBM Rescue and Recoveryをアンインストール
Thinkpadではお勧めしないけど。
2. 専門の削除ツールを使う
非公式であるらしいですが、現在リンクが死んでいます。
3. 削除法を使う(USB記憶領域など別HDDがある場合)
まずは何でもいいのでUSBの記憶HDDを刺します。
無い場合はネットワークHDDの用意をするかセカンドハードディスクの設定をしてください。

Thinkpadボタンを押します。


データのバックアップをクリック。


左下の設定をクリック。


・バックアップの保管先をローカルからUSBハードディスクに。
・バックアップのスケジュールを無効に。

ついでに
・バックアップファイルを4に(4以下にできないので)

この状態で適用ボタンをおすとウィンドウがでてきますのでOKをクリック。

最後にバックアップの保管先をローカルに戻します。


Congratulations!


ただしすべてのファイルが消えてしまうので、一つぐらいバックアップを作っておいてもバチは当たらないかなと。